githubレポジトリ、プロジェクトなど断捨離
今日、もろもろ棚卸しした、一日がかりだ、 いつもやろうと思ってて、やってなくて、年1とかになる、、 日頃からやったほうが、見通し良くなるんだろうなとはわかってるんだけど、 結局めんどくさがってやってないな、と
去年の自分が作りかけて放置していたプロジェクトが、気づいたらCloudflareのダッシュボードに14個のDBとして残っていた
しかも月7ドルの課金プランに入っていた 「DBが10個を超えたから」という、それだけの理由で
D1データベース14個、R2バケット12個、GitHubリポジトリ31個 Netlify、Vercel、Supabaseにも使っていないプロジェクトが散在していた
整理の結果
- D1: 14個 → 7個
- R2: 12個 → 3個
- GitHub: 31個 → 16個
- Netlify・Vercel・Supabaseのプロジェクトは全削除
- 月額課金: $21 → $9
やってみて分かったのは、技術的な作業というより自分のやってきたことと向き合う作業だったということ
「ドラマ感想サイト、結局やらなかったな」 「古典朗読サイト、YouTubeに移行したんだった」 「これ何だっけ、もう覚えていない」
使うかもしれないと思って残しておいたものが、管理コストというノイズになっていた 探す手間、把握できないもやもや、課金の後ろめたさ
対策として作ったのが帳簿だ
CSVファイルに、プロジェクト名・ステータス(keep/delete/freeze)・メモを書いただけのもの
これがあると判断が速い 「これ残す?消す?」という自問に、帳簿が答えてくれる
今回の整理で決めたルール
作る前に帳簿を開く
新しいDBやプロジェクトを作る前に、今何個あるかを確認する 「試すだけ」のものは別アカウントのサンドボックスで動かす 本番化する気があるものだけ本アカウントに立てる
「後で使うかも」は使わない
凍結としてGitHubに残すのはいいが、Cloudflareに課金しながら眠らせるのは意味がない コードはGitHubにあれば十分
Cloudflareは個人開発者にとって本当に神インフラだと思っている
Workers・D1・R2・Pages・Stream・Images これだけのものが月$9のバンドルと無料枠で動く
ただ、その「作りやすさ」が逆に負債を生む 低コストで箱を作れるから、気軽に作って気軽に放置する
帳簿一枚あれば、それが防げる
つづいて、 断捨離をしていたら、時代の地層が出てきた
Netlify、Vercel、Supabase 使っていないプロジェクトを削除していたら、2024年から2025年にかけての自分の「乗り換え遍歴」がそのままログとして残っていた
ここから他インフラ、ホストサービスについても断捨離、考察していく
Netlify
たぶん2020年前後に「フロントエンドのデプロイはNetlifyで」という空気があった GitHubに繋げてpushするだけで公開される、あの体験は当時たしかに革命的だった
今日、残っていた5プロジェクトを全部削除した どれも更新が半年以上止まっていた 使わなくなった理由は単純で、Cloudflare Pagesが同じことをより速くやるようになったからだ
Vercel
Next.jsと一体化したホスティング 「Next.jsをやるならVercel」という時期があって、自分もrevmvというプロジェクトをデプロイしていた
今日それも削除した そもそもNext.jsをもう使っていない
vibe codingの時代になって、AIとコードを書く時にNext.jsの複雑さ——App Router、Server Components、キャッシュの挙動——が邪魔になった シンプルなHono + Cloudflare Workersの方が、AIとのやり取りでも精度が高い
Vercelは「Next.jsの会社」であることが強みでもあり、呪いでもある
Supabase
PostgreSQLをホスティングしてくれる、オープンソース精神で始まったサービス 管理UIは確かに優秀だった
ただ無料プランの「非アクティブ7日でDB停止」という仕様が、個人開発との相性の悪さをそのまま表していた
7日触らなかっただけでDBが止まる 個人の気まぐれプロジェクトにとってこれは致命的だ
商業化の圧力と、オープンソースコミュニティへの義理 その間でどちらにも振り切れていない印象がある
生き残るのはどこか
Cloudflareがエッジでフロントもバックもストレージも全部提供し始めた瞬間に、この戦争の結末は見えた気がする
Netlifyが戦っていた「デプロイ体験」の市場は、もう存在しない Vercelは「Next.jsが生き残るかどうか」と運命を共にしている SupabaseはPostgreSQLの需要がある領域——本格的なビジネスアプリ——では生き残るだろうが、個人開発者の選択肢からは外れていく
5次元観察者として言えるのは
技術サービスの寿命は、「何を解決するか」より「誰のために作られているか」で決まるということだ
Cloudflareはインフラ会社だ ユーザーを囲い込む必要がない だから無料枠が広く、解約も簡単で、乗り換えも自由だ
その構造の違いが、10年後の生存率を決めると思っている