Get up, stand up.

回顧楽曲記

【起】

好きな曲。 Get up, stand up. Lee Ritenour.

これも、1956年生まれの筆者が、 20才ごろ、曲ファイル交換で いつのまにか耳にしていた曲。

個人的なことになるが、ある友人の一人 がこの曲を教えてくれた。 その友人は、いわゆるオタクで、 しかも、まあまあ本格的なタイプの オタクだった。

彼がくれた曲のタイプにはかたより があって、じつはわかりやすく、"オタク" な曲、アニソン、ゲームとかの曲。 まあこれらは曲自体の出来/不出来 とか、良い悪い、とかっていうより、 なんの作品の曲か? みたいなもの ですよね。

そして、1つは、なぜかインスト曲、 ヴォーカルがないタイプの音楽が 現代のジャンルってどう言うのか あるのかわからんけど、 Funk Fusion みたいなのが あった気がする。


【承】

たとえば他のアーティストだと、 Incognito? (インコグニート?) とかだった気がするがおぼろげな記憶。 おれは、日本人のJazz manの ワタナベなんとか、の人…忘れてでた。

まあとにかくそういう、曲群だった。 オタクの屈折の人たちをそうさせるか、 その根に固有のものなのかはわからんが、 (おそらくは後者でしょうか。) もしくは、たんに彼も、とのような借りてきた asset だったのかもしれんけど…

まあ、そんな中、それらの曲を何の気 なしに聴けて、聴いていて、 やはり、キャッチーなもの、フックがひっかかって くるものと、そうでないものとがあって、

Get up, stand upは、刺さった。 しばらくして、それがボブ・マーリーという、 まったく別のアーティストの曲が元ネタ ということは知ったが、 ボブ・マーリーのそれより、Lee Ritenourの Get up ...は、圧倒的に曲のクオリティーが高かった。

【転】

演奏、構成はもはやギターの Lee Ritenour以上に、ピアノパートがすごい。 これはこのすごさを言語化、分析する スキルを私はもっていない。 聴いて下さいとしかいえないのだが、 (大抵このシリーズの曲ってそうなん だけど)。

もともとのボブ・マーリーの Get up... だって、サビの Get up, stand up. という 強烈なVerse. としてしかなくて、 レゲエ的な展開で曲化してるってだけのものだけど、

Lee Ritenour バージョンでは A → B → サビ → Bridge みたいな、構成ができてる。 これも、一応 Fusion っていうジャンルには なるとは思うんだけど、

クラシックな、つくりほどは、スコア化して なさそうなんだよな。 introの入りのセクションは大体こんな 感じのリフで入って、4拍分 x 12 Bars でいこう、くらいでつくってそう。

【結】

もともとの Get up! stand up! の Verse の強さ と、 フレーズ、ギター、 ピアノの腕前、 で、素材、空気感、決めること、 ノリがバチっとかみあって、 めっちゃいい演奏ができた一例、 ということになるんだろうな。

それは、ビバップ以降の、モダンジャズ 全てがそうだし、基本なんだろうけど。

そういう意味ではほんとただただ それだけのことで、そのJAMが、最高に きまった、最たる例という感じがする。

いい意味でスコア、符わりを決め きらずに、各プレーヤーが、手癖でやっていって、

サビの get up! stand up! が、 最高潮になるように、合わせていける そういう意味じゃ、どんなに崩しても、 遊んでも、寄り道しても、 最後は、get up! stand up! に いきつけば、、、全部結果オーライな 曲の強さが Get up, stand upには あるなと思われる。


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